ブレゲの2019年は、誰もが待ち望んだブティックのオープンで幕を閉じました。デュッセルドルフに、ドイツで初めてのブティックをオープンしたのです。後にドイツという大国に統一されていくこととなる数々の公国や王国とブレゲの関係には長い歴史があります。ヴェストファーレン王国、プロイセン王国、そしてヴュルテンベルク公国の君主たちはこの時代すでに、アブラアン-ルイ・ブレゲの作品を高く評価していました。
有名ブティックが立ち並ぶケーニッヒスアレー通りにオープンしたブレゲの新しいサロンは、洗練された温かな雰囲気の中でブレゲの愛好家を迎え入れます。ブティックの中央には、かつてのギヨシェ彫り機が展示され、この機械の存在が200年以上も前に創業したブレゲの歴史と切り離すことのできない卓越した職人技にオマージュを捧げています。
