先日、ヨーロッパ屈指の格式を誇るオペラハウス、マドリードの王立劇場（テアトル・レアル）にて、ブレゲの回顧展が開幕しました。「Breguet, A Story Among the Greats」と題したこのエキシビションは、王室、作家、作曲家など、ブレゲの歴史に名を刻む著名な顧客に焦点を当て、メゾンとの結びつきを紹介します。 正式なオープニングを記念して、豪華なイブニングセレモニーが行なわれました。スペイン国王フェリペ6世を始めとする貴賓の方々とジャーナリストの皆様をお迎えし、会場ではガイドの案内による特別ツアーに続き、1887年にジュゼッペ・ヴェルディが作曲したオペラ『オテロ』のプレミアが披露されました。ブレゲは、クラシック音楽界とも長年にわたる繋がりを築いています。ジョアキーノ・ロッシーニやアルトゥール・ルービンシュタインなどの伝説的な音楽家たちも、ブレゲのタイムピースの所有者であることを生涯誇りに思っていました。 「Breguet, A Story Among the Greats」は、マドリードの王立劇場で2016年9月29日まで開催されます。
